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昭和電線HLD<5805> 高圧電線や産業用汎用電線が当初想定以上で、08年3月営業利益を上方修正
東芝系の電線大手・昭和電線の2008年3月期業績は会社予想を上回る勢いだ。
第1四半期の営業利益は前年同期比2倍の11億円となった。主力の電線、通信、デバイスの3事業のうち、通信とデバイスは製品販売価格に銅価格上昇の転嫁が遅れ、わずかながら赤字が残った。しかし、電線が高圧電線や工場やビル向けの汎用電線が想定を上回り、営業増益を牽引した。第1四半期開示と共に会社側は中間期までの業績見通しを上方修正したが、通期については、銅価格の変動が読めないことを理由に据え置いた。
「会社四季報速報」では、下記のように通期予想も増額修正する。その理由は、第1四半期の収益を押し上げた高圧電線が国内・海外共に好調であること、産業用汎用電線の需要も好調であることだ。さらに、第1四半期は赤字が残った通信機器、デバイス事業でも銅価上昇の販売価格転嫁が徐々に進み、収益回復が見込まれることも支援材料だ。仮に銅価格が急落すると銅評価損が発生する懸念はあるが、「会社四季報速報」では銅価の高値安定を前提に、通期営業利益予想を59億円とした(会社予想は52億円)。
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